伝統に根ざした新たな挑戦
鳥取県の代表フルーツといえば「梨」。近年、品種も増え、さまざまな梨が登場しています。
JA鳥取西部管内では、8~12月までの約5ヶ月間にもわたり、さまざまな梨を楽しむことができます。
JA鳥取西部管内の梨生産は、秀峰大山の麓で、大山から湧き出したミネラルたっぷりの水と、肥沃な大地に恵まれ、みずみずしく、甘い梨が生産されています。
「二十世紀(にじっせいき)」は青梨の代表品種の1つで、鳥取県の特産としても有名です。大きさは300gくらいで果皮は黄緑色。甘みの中にさわやかな酸味を持ち、やわらかな果肉は果汁を多く含んでいて、みずみずしく、上品な味わいです。
収穫期が8月上旬の極早生梨。鳥取県オリジナル品種で栽培面積も少なくレアな梨です。果肉は緻密でやわらかく、果汁がたっぷりです。
新甘梨と兄妹品種。梨の次世代を担うスーパースターな品種です。鳥取県オリジナルの希少品種。高級感のある黄緑色の果皮をもち、切り口から果汁がポトポトと滴るほどみずみずしく、やさしいシャリッとした食感で、さわやかな甘みとすっきりとした酸味のバランスが絶妙です。
なつひめと兄妹品種。品種登録の後、一躍人気品種に躍り出ました。赤梨でありながら二十世紀梨のシャリシャリした食感をあわせ持ち、ジューシーで甘みが強くて酸味は少なめです。甘い梨が好きな人にオススメ。高糖度で、酸味が少なく芳醇な甘みとみずみずしさが特徴です。
鳥取県オリジナル品種で、新甘泉が終わったころから出荷がスタート。口の中に広がる果汁が文句なしの甘さ。酸味はおだやかで、果肉はやわらかく、ソフトな口当たり。糖度は高く、果汁たっぷりで食感は良いのが特徴です。
まんまるの形をした赤梨。果実は大きめで500gほどになり、果肉はやわらかくて緻密。豊水や幸水に比べて酸味が少なく、甘味をしっかり感じられます。果肉が柔らかく、みずみずしい食感が楽しめます。
赤梨の代表品種。秋から冬にかけて楽しめる品種で、やや大玉です。果肉はやわらかめで比較的緻密。果汁が豊富で、甘味とさわやかな酸味が調和します。しばらく置いてからいただくと、酸味が弱まり甘さを味わっていただけます。
縦長の個性的な果形。梨の晩生種で、柔らかくてジューシーな果肉です。甘味が十分あり、果汁が豊富でとてもジューシー。シャリシャリとした歯触りです。
超大玉の冬の赤梨。肉質はやや粗めですが果汁が多くてやわらかく、ほどよい甘味もありシャリシャリとした食味のよい梨です。日持ちもよいく、お正月に食べられる梨としても定番。果肉が柔らかく甘い高級果実です。