【そよかぜwebニュース】 2023年12月のトピックス

【小学生が地元特産「伯州美人」を調理。おいしさ味わう】

崎津小学校は12月21日、授業の一環で、白ネギブランド「伯州美人」を調理し、地元特産のおいしさを味わいました。調理した「伯州美人」は、地元生産者の協力で、児童が定植などの栽培管理を行ったもの。JA鳥取西部白ねぎ料理研究会を講師に招き、研究会が考案した「白ねぎと塩こんぶのマリアージュ」と「白ネギのツナまぜまぜ」の調理に挑戦し、料理を完成させました。

 

【管内の特産品を使った「農の門松」でよい年を】

JA鳥取西部は12月26日、JA本所で毎年恒例の「農の門松」作りを行い、完成した門松は本所玄関に設置しました。門松には、松や竹、ハボタンなど定番材料のほか、白ネギや大山ブロッコリー、ニンジン、甘藷など管内の特産品で飾りつけ、高さ約2メートルの立派な門松に仕上げました。

 

【高校生が白ネギを使ったお菓子を考案。消費拡大で食品ロスに取り組み】

鳥取県立米子南高校生が地域課題の解決をテーマにした授業で、地元特産白ネギを使ったお菓子「TOFUねぎちっぷす」と「白ねぎかりんとう」を考案しました。生徒は、規格外の白ネギがほ場で廃棄されているのを目にし、消費を拡大して食品ロスを軽減するため、家庭で気軽に作れるお菓子レシピ作りに取り組みました。12月22日、お菓子開発に協力したJA鳥取西部白ねぎ料理研究会の関係者らを同校に招き、お菓子レシピの完成を報告し、試食を行いました。「TOFUねぎちっぷす」は、豆腐と白ネギを使い、電子レンジで焼き上げるヘルシーなチップス。「白ねぎかりんとう」は、ホットケーキミックスにペースト状の白ネギを加えて作るかりんとう。2品とも、白ネギが苦手な人にも食べてもらえるよう、細かく切ってバターで炒めるなど白ネギ特有の臭みを抑える工夫を行っています。今後、開発したレシピは、JAのホームページなどで公開する予定です。

 

【ブロッコリー栽培の負担軽減へ。選別自動収穫機】

JA鳥取西部ブロッコリー部会は12月14日、大山町のほ場でブロッコリー選別自動収穫機の実演会を開きました。収穫機は、工場の自動化システムなどを手がける京都市のメーカーが技術を生かして開発。現在、ブロッコリーの収穫は、手作業が主流で、栽培における重労働の一つ。機械化による負担軽減で人手不足の解消や高齢者の農業継続などで産地の維持・発展につながると関係者は期待を寄せています。

 

【「とっとり115」「茸王」目合わせでブランド力向上へ】

鳥取県西部地区椎茸(しいたけ)生産組合連合会は12月19日、JA鳥取西部溝口支所で「とっとり115」と「鳥取茸王」の出荷説明会を開きました。2023年度の出荷の取り扱いや規格、県内の発生状況などを報告し、目合わせで大きさや形状などを確認しました。

 

【小学生が地元特産「大山ブロッコリー」の収穫を体験】

大山小学校は12月15日、授業の一環で地元の特産「大山ブロッコリー」の収穫を体験しました。児童はJA担当者から作業や大山ブロッコリーの説明を受けると、鎌を使って収穫した大きなブロッコリーに笑顔を見せていました。

 

【自分たちの作ったものを自分たちで販売。農業という仕事の理解深める】

名和小学校は12月12日、JA鳥取西部青壮年部名和支部の協力で、自分たちで育てた地元の特産「大山ブロッコリー」の販売体験を行いました。児童はブロッコリーを選果・選別して袋に詰め、保護者らに対面販売し、農業という仕事への理解を深めました。体育館を会場に、「ブロッコリーやさんへようこそ」と書いた手作り看板を設置し、大山ブロッコリーの歴史や特徴などを紹介する新聞やブロッコリーのレシピ本なども児童が手作りして置き、受付や接客、来場者に大山ブロッコリーの説明をするコンシェルジュなど役割を分担し、来場者に元気な声で呼び込みをしていました。

 

【特産白ネギ「伯州美人」を給食で味わう。地元への意識や関心高める】

米子市は12月12日、特産白ネギブランド「伯州美人」を使った給食を約4000人分、同市内の小学校や中学校など11校に提供しました。希少な地元食材を使った給食の提供により、児童生徒の地元への意識や関心を高める食育の推進につなげたい考えです。啓成小学校では同日、JA鳥取西部弓浜営農センター職員を講師に招き、特産白ネギの生産や出荷、「伯州美人」の特徴などを学びました。給食では「伯州美人」を使った郷土料理「じゃぶ汁」のほか、豚肉やニンジンなど様々な県産食材を使った料理を堪能し、そのおいしさを実感していました。

 

【23年産ニンジン大詰め。前年を上回る出荷販売】

JA鳥取西部管内で2023年産秋冬ニンジンの出荷が年末を前に大詰めを迎えました。23年産秋冬ニンジンは順調な生育で上々の仕上がり。前年より8日早い11月5日の初出荷から全国的な品不足により高単価で推移。2月末まで出荷します。

 

【産地と市場が意見や要望など交わす】

JA鳥取西部は12月15日、2023年度果実出荷販売反省会を開きました。23年産梨や柿の生育および販売の概況などを報告し、果実販売についてや労働時間の制限や割増賃金の引き上げなどが改正される「物流業界の2024年問題」への対策など、産地と市場が意見や要望などを交わしました。

 

【クリスマスシーズンに向け、23年産ストックが最盛】

JA鳥取西部管内では、2023年産ストックの出荷が最盛を迎えました。23年産は夏場の高温などで花芽分化が遅く、出荷がやや遅れたが品質は上々。24年1月中旬ごろまでピークが続き、関西や広島などに向け、3月末までに出荷します。

 

【日南トマト23年産販売2億円突破】

JA鳥取西部管内の2023年産「日南トマト」の販売高が前年比16・4%増ので2018年以来の2億円を突破し、過去最高額となり、JA日南トマト生産部は12月14日、過去最高となった販売を祝い、祝賀会を開きました。夏場の猛暑などで出荷量は前年を5・1%下回る出荷だったが、全国的な品不足で高単価で推移し、平均単価が前年比198・9%という過去にない高価格での販売となりました。

 

【良いネギ作るために 若葉55会研修会】

JA鳥取西部白ねぎ部会の若手生産者らで構成する「若葉55会」は12月14日、JA本所で研修会を開きました。2023年産秋冬ネギの販売状況や活動内容について報告しました。研修会では、園芸試験場の研究員が「葉トロケ症原因菌の同定」と「ネギ萎凋病に対する各種薬剤の防除効果」について説明。砂丘地分場の研究員は「ネギ端境期の一本ねぎ栽培」について、品種の早晩性を決定する要因や羽生一本太の早植には収穫時期の前進化に有効だと思われること説明しました。

 

【23年産「岸本白菜」出荷最盛】

JA鳥取西部管内では、2023年産「岸本白菜」がピークを迎えました。JA岸本野菜選果包装施設では12月11日、地元生産者が23年産「岸本白菜」をLや2Lサイズを中心に出荷しています。

 

【小学生が地元特産「大山ブロッコリー」学ぶ。ゆるキャラも登場】

大山町立大山小学校の児童が12月8日、「大山ブロッコリー」のほ場やJA鳥取西部大山青果物集出荷予冷センターなどを社会科見学し、地元の特産について学びました。ほ場では、畑に育つ「大山ブロッコリー」を見学しながら、おいしく作るポイントや価格の決まり方などについて生産者から説明を聞きました。予冷センターでは、JA担当者の案内で真空冷却装置や予冷庫など設備を見学。児童はセンターの役割を学び、「大山ブロッコリー」のゆるキャラ「ロッコとリーブ」のサプライズ登場に笑顔でした。

 

【甘くて大きな梨作りを目指し、剪定を学ぶ】

JA鳥取西部大山果実部は12月8日、梨「新甘泉」の選定講習会を開きました。「新甘泉」の花芽を安定確保するための剪定のポイントや樹齢ごとの注意点など作業についての理解を深めました。

 

【柿の栽培技術向上へ。剪定作業など研修】

西部地区柿指導者協議会は12月7日、西部地区柿指導者協議会を開きました。県内の生産販売概況などを報告し、防除暦編成会議や管内各地区の生育概況、課題などについて協議しました。24年度に向けた柿の生産指導方針や病害虫対策などについても意見を交わし、南部町や米子市の園地で柿「輝太郎」や「富有」の剪定研修会を行いました。

 

【2023年産秋冬ねぎの高品質出荷へ目合わせ】

JA鳥取西部は12月6日、JA弓浜青果物集出荷予冷センターで2023年産秋冬ネギの目合わせ会を開きました。23年産秋冬ネギの市場情勢や販売動向などを報告し、出荷規格など目合わせをしました。出荷取り扱いなど確認し、選果選別の徹底や安定出荷に努めることなどを申し合わせました。

 

【2023年産夏秋ピーマンの実績報告】

JA鳥取西部は12月7日、JA日南支所で2023年産夏秋ピーマン役員会を開きました。23年産ピーマンの販売実績や栽培・出荷状況など報告し、県が実施した施肥試験の結果などについて意見を交わしました。23年産は、夏場の高温や大雨、台風などで出荷量は伸び悩んだが、全国的な供給不足により高単価で推移しました。

 

【2023年産秋冬ニンジン11月は高単価で推移】

JA鳥取西部は12月5日、弓浜青果物集出荷予冷センターで2023年産秋冬ニンジンの出荷目合わせ会を開きました。市場情勢や販売実績などを報告し、目合わせを行いました。参加者らは現物を確認しながら「米子砂丘にんじん」のブランド力を維持・向上させるため高品質な出荷を行うことなどを申し合わせました。

 

【直売所イベントで「浜かんしょ」PR。詰め放題など好評】

JA鳥取西部甘藷(かんしょ)部会は12月3日、農産物直売所「ふれあい村アスパル」で「甘藷祭り」を開き、地元産甘藷ブランド「浜かんしょ」をPRしました。特設コーナーを設け、「浜かんしょ」の特売や、出来立ての焼き芋や大学芋など販売しました。甘藷の大きさや形など選び、袋に詰める「浜かんしょ」の詰め放題も好評でした。

 

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