【そよかぜwebニュース】 2024年3月のトピックス

【24年産水稲播種が本格化】

JA鳥取西部広域育苗施設では、2024年度の米作りに向けた、水稲の播種(はしゅ)作業が本格化しています。施設は3月24日から播種作業を開始。播種後は、発芽室や緑化施設などで栽培管理して健苗に育て、5月上旬ごろから生産者に苗を随時供給します。播種作業は5月10日まで続く見込みです。

 

【たまねぎ部会総会 大山甘玉(だいせんあまたま)の消費宣伝に取り組む】

JA鳥取西部は3月29日、第22回たまねぎ部会総会を開きました。23年産タマネギは、5月12日から出荷スタート。高品質な太玉傾向で、8月30日まで出荷しました。24年度は、生食での甘さが売りのブランドタマネギ「大山甘玉(だいせんあまたま)」の栽培強化や消費宣伝を行います。

 

【県産白ネギの認知度向上を目指し、2024年度も試食宣伝やSNSの活用、グッズ作成など取り組む】

鳥取県白ねぎ改良協会は3月26日、消費宣伝対策部会を開きました。2023年度事業報告を行い、24年度事業計画を協議し、県産白ネギをPRするアイデアなどについて意見を交わしました。23年度は、料理番組へのメディア出演や地元小学校での出前授業、ポロシャツや料理レシピ冊子など消費宣伝資材の作成も行いました。24年度は、県内外のイベントで試食宣伝を行うとともに、ユーチューブなどのSNSを活用した情報発信、オリジナルの白ネギグッズ作成などで県産白ネギのさらなる周知を目指します。

 

【米子西条柿生産部総会 さらなる生産販売に取り組む】

JA鳥取西部は3月28日、第18回米子西条柿生産部総会を開きました。23年度は摘蕾や摘果などの指導会を実施し、県内の先進地視察などで栽培技術の向上などに努めました。24年度も、引き続き栽培技術の向上を図りながら、さらなる生産販売に取り組みます。

 

【24年度はゲノム育種価を活用し、新たな育種素材の掘り起こす】

鳥取県和牛育種組合鳥取西部支部は3月26日、JA鳥取西部本所で2024年度総会を開きました。23年度は、伯耆町和牛部会と合同で手入れ研修会を行い、鹿児島から講師を招いて毛刈りなど学びました。24年度は、鳥取県和牛育種組合の取り組みに協力し、ゲノム育種価を共有活用しながら、新たな育種素材の掘り起こしや地域系統作りを進めます。

 

【JA鳥取西部肥育部総会 鳥取県産牛の販売促進事業などに取り組む】

JA鳥取西部肥育部は3月26日、JA本所で2024年度総会を開きました。23年度は、各種の共進会や共励会などに出品し、部員の肥育技術の研鑽に努めました。鳥取和牛肉の美味しさなどをPRし、消費拡大につなげるため、鳥取和牛フェスタへの協賛など行いました。24年度は、県やJAグループ、関係機関がブランド化を進める「鳥取和牛オレイン55」を主軸とした、鳥取県産牛の販売促進事業などに取り組みます。

 

【日南トマト生産部総会 安全・安心なトマト産地作りを進める】

JA鳥取西部は3月25日、日南トマト生産部総会を開きました。23年度は、夏場の高温で小玉傾向だったが、全国的な品不足で高単価での販売となりました。販売金額は2018年以来2度目の2億円突破とり過去最高でした。24年度は、生産者のさらなる栽培技術向上や、新規生産者が参入するための研修体制の充実などに取り組みながら、安全・安心なトマト産地作りを進め、有利販売に努めます。

 

【鳥取西部和牛改良組合総会 繁殖雌牛の増頭などに取り組む】

鳥取西部和牛改良組合は3月25日、JA鳥取西部で2024年度総会を開きました。23年度は研修会や県外視察などを行い、会員の改良や増頭、技術のレベルアップに努め、10月の県共進会では同JA管内の出品牛がグランドチャンピオンはじめ各区主席、特別賞など全ての賞を独占する優秀な成績を残しました。24年度は、繁殖雌牛の増頭やゲノム育種価を活用した高能力牛の保留や導入などを進め、生産基盤の強化に取り組みます。

 

【ピーマン部会総会 栽培指導の強化や新規生産者の獲得に取り組む】

JA鳥取西部ピーマン部会は3月18日、JA日南支所で2023年度総会を開きました。23年度は、現地での栽培講習会や目合わせ会、県外での試食宣伝販売など行い、6月29日から12月16日まで出荷しました。24年度は、栽培指導の強化や新規生産者の獲得、既存生産者の増反などで産地拡大を図り、栽培技術の高位平準化による収量の確保などに取り組みます。

 

【春ネギ出荷規格目合わせで高品質出荷を申し合わせ】

JA鳥取西部は3月18日、JA弓浜青果物集出荷予冷センターで24年産春ネギの目合わせ会を開きました。24年産春ネギの出荷規格などを確認し、高品質な出荷に取り組むことを申し合わせました。

 

【2024年度は収量の安定や品質の向上、若手の支援などで梨産地の基盤維持など目指す】

西部地区梨指導者協議会は3月11日、JA鳥取西部本所で2023年度総会を開きました。23年度事業報告や24年度事業計画などを承認しました。大山・米子あいみ・別所の果実部などが合同で、西部地区なし・かき栽培研修大会を4年ぶりに開き、24年度は、栽培技術の高位平準化に取り組み、収量の安定確保や品質の向上などを目指します。

 

【2024年度も生産技術の高位平準化、安全・安心な柿作りなど目指す】

西部地区柿指導者協議会は3月11日、JA鳥取西部本所で2023年度総会を開きました。23年度事業報告や24年度事業計画などを承認しました。23年度は、生育状況や病害虫の発生、気象災害など情報交換を行い、栽培指導や防除など情報を随時配布し、高品質果実の生産指導に努めました。24年度は、速やかな情報共有や指導の徹底を図るとともに研修会や調査研究を行い、柿生産技術の高位平準化を目指します。

 

【伯耆町和牛部会総会 全共上位入賞を目指し出品技術向上に取り組む】

JA鳥取西部伯耆町和牛部会は3月14日、JA溝口支所で総会を開きました。2023年度の事業や決算を報告し、24年度事業計画などを承認しました。同和牛部会は、23年度西部畜産共進会と鳥取県畜産共進会でグランドチャンピオン及び1区から5区の優等賞首席を獲得。24年度は第13回全国和牛能力共進会北海道大会での上位入賞を目標に出品技術の向上に取り組みます。

 

【農機展示会に大勢の来場者でにぎわい】

JA鳥取西部は3月9日と10日の両日、JA本所で農機・自動車の展示会「春のドリーム2024」を開きました。トラクターやコンバイン、田植機など人気の農業機械を多数展示。小型の管理機や刈払い機なども人気でした。来場者は、目当ての農業機械ブースで、JAやメーカー担当者から性能やコストなどの説明を熱心に聞き、試乗など行い、導入を検討していました。会場内には、斜面などでトラクターが転倒事故を起こす角度が体感できるマシーンを設置し、来場者に農作業事故の防止などを呼びかけました。

 

【日野郡和牛部会総会 増頭や生産性の向上などに取り組む】

JA鳥取西部日野郡和牛部会は3月11日、総会を開きました。23年度事業報告や24年度事業計画などを協議・承認しました。23年度は、県内への視察研修や県共進会への参加などで部会員の知識や技術などの向上を図りました。24年度は、各種補助事業やゲノム育種価を有効活用し、部会員の優良雌牛の保留や導入を進め、飼養頭数の維持・増頭に努め、有利販売や子牛品質の向上などに取り組みます。

 

【鳥取県で農業を。生産者が就農希望者にアドバイスなど】

鳥取県主催の2023年度第2回農業視察研修会が3月10日、JA鳥取西部管内で行われました。鳥取県での就農に関心を持つ、県内外の就農希望者が米子市の白ネギと大山町のブロッコリーのほ場や作業場などを見学し、生産者の話を聞きました。

 

【大山和牛部総会 増頭や生産性の向上などに取り組む】

JA鳥取西部大山和牛部は3月11日、2024年度総会を開きました。23年度の優良生産者らを表彰し、23年度事業報告や24年度事業計画などを協議・承認しました。23年度は、全国の子牛せり価格が下落した厳しい環境だったが、共進会や品評会などへの出品や研修会などを通じて生産管理技術の研鑽に努め、子牛価格の向上に取り組みました。24年度は、せり品評会や共進会などへの積極的な参加で、さらなる飼養管理技術の向上を図るとともに優良雌牛の導入・保留を支援し、管内繁殖母牛の増頭や生産性の向上などに取り組みます。

 

【米子・あいみ果実部通常総会 23年度は梨の引き合いが強く高単価、柿は小玉傾向】

JA鳥取西部米子・あいみ果実部は3月8日、JA米子選果場で第10回総会を開きました。2023年度事業報告や24年度事業計画、選果場の運営および利用方法などを協議、承認しました。23年度は、梨は交配期から天候に恵まれ、順調に生育。「新甘泉」や「秋甘泉」、「甘太」など市場からの引き合いが強く、高単価で取引されました。柿は「富有」が小玉傾向で出荷量は計画をやや下回ったものの高単価の取引で、販売金額は計画を上回りました。24年度は、栽培管理を徹底し、省力・多収穫・高品質につながる技術の導入などを図り、収益性の高い品種への更新を進めます。

 

【大山果実部通常総会 品薄感から市場の引き合いは強く高単価】

JA鳥取西部大山果実部は3月6日、17回大山果実部通常総会を開きました。2023年度事業報告や24年度事業計画、大山梨選果場の運営・利用方法などを承認しました。23年度は夏場の記録的猛暑の影響などで「新甘泉」などの赤梨が小玉傾向となったが、品薄感から市場の引き合いは強く高単価での販売となりました。24年度は、果樹産地基盤作りを積極的に推進し、出荷規制や販売体制の強化、安定生産などに取り組みます。

 

【中山支所ブロッコリー部が生産者大会で優良生産者を表彰】

JA鳥取西部中山支所ブロッコリー部は3月5日、JA中山支所で2024年度生産者大会を開きました。生産出荷販売の優良生産者らを表彰し、23年度実績報告や24年度事業計画など意見を交わしました。24年度は、栽培指導情報の共有やGAP(農業工程管理)の取り組み、野菜広域センターの有効活用などで生産性や省力化の向上を図り、安定出荷に努めます。

 

【24年産春ネギ本格化に向け共選スタート】

JA鳥取西部管内では2024年産春ネギの共同選果がスタートしました。JA白ネギ共同選果場は3月4日から春ねぎの選果を始め、初日は、前年より多い初選果となりました。24年産春ネギは、前年より5日早い2月29日に初出荷を迎え、4月中旬ごろをピークに、5月下旬まで出荷します。

 

【24年産水稲種もみ温湯消毒が本格化】

JA鳥取西部管内では2024年産水稲種もみの温湯消毒作業が本格化しています。4月末までに「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」、「きぬむすめ」、「星空舞」など温湯消毒処理を計画。JA米子カントリーエレベーター内の温湯消毒施設では2月19日から作業をスタートし、現在は1日当たり約5トンの種もみを処理しています。処理した種もみは管内の個人農業者、農業法人、各育苗センターなどに供給しています。

 

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